「転職すれば年収は下がる」と思っておいた方が後悔はない

辞職届を持つ男

「もう、こんな会社辞めてやる!」

男の人生には何度も、そんな瞬間があります。

理不尽な上司。納得いかない会社の方針。取引先の傍若無人な態度。会社で働く。それはまさに、苦悩の連続ではないでしょうか。

では今のこの苦痛は会社を辞めることですべて解決するのか?転職して新天地を目指せば、ハッピーライフがやって来るのか?

この記事は、そんな疑問を持つあなたのための記事です。

はじめに

まず結論から言って、転職は安易に考えることではありません。

なぜかというと、その理由はシンプル。「今の日本で安易に転職すれば人生が詰む可能性があるから」です。

転職サイトの広告を見ると、「転職成功で年収○○○万に!」など、ワクワクする文言が目につきます。

ところが実際のところ、転職をした場合、年収が上がるより下がる人の方が多いのが現状です。

そして、25歳、30歳、35歳、40歳。5歳ごとに年齢が増えるたび、ますます転職成功の可能性は小さくなっていきます。

早い話、年収が低すぎるとか、上司がク○すぎるとか、そのような理由だけで転職を考えたら、転職先で更に後悔する可能性が高い、ということです。

転職するなら若い方がいい

それでも、まだ20代のうちは、転職で成功するチャンスはあります。

なぜなら、20代ならば数度の転職で年収が下がったとしても、自分に向いている仕事、場所を見つけることで、年収ダウン以上のメリットを実感できるからです。

本当の問題は30代以上。とくに、35歳を超えてからの転職です。

この年齢になってくると、まず仕事の求人が極めて限られてきます。前の会社で何らかの地位をしめていても、転職先でそれが評価されるかは別。

よほど大きな実績や、業界において知名度を獲得していれば話は別。

ですが、そうでない限りは転職後はほぼ、前職よりも条件は下ることを覚悟した方がよいでしょう。

転職すべき「強い」理由はあるか

にも関わらず転職を選択する。その場合は、明確な理由が必要です。

例えば、今の仕事を続けていれば人間的に終わる。命に関わる。会社の触法行為の片棒をかつがされていて良心的に仕事を続け難い。

そういう場合、年収とかそんなことは関係ありません。転職を決断し、より自分がいるべき場所を探すのは、人としての権利です。

ただ、その際は、今より条件が良いとか、そういうことをとりあえず一歩横においておいて、今後40代以降のキャリアを作り直すくらいの気持ちが大切です。

転職の際は異業種も検討の範囲になりますので、ある意味、ゼロから生まれ変わる気持ちが必要かもしれません。

しかし、何かを捨てれば代りの何かを得られるのが人生。この意味で人生をより良くするチャンスは、いつだってあるのです。

最後に

なぜ転職をするのか。具体的にどんな不満があって、その不満さえ解消されれば本当に大丈夫なのか。

人生はまさに決断の連続です。

そして、決断をする上で大切なのは、その決断をすることによって、どんなリスクが想定されるのかを、事前に理解することです。

良い転職をすれば、物事が最善に進んだ場合は様々な実利が得られますが、多くの転職においては、年収ダウンなど、リスクが伴います。

あなたが今本当に転職したいのか。思うような条件で転職できなかった場合はどうするのか。

決断を後悔しないためにも、あえてそういうマイナス面を想定しておくことは、決してムダではありません。

転職をお考えの方は、将来後悔しないために、今、これから起こり得るマイナスに、意識を向けることをおすすめします。

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