転職の決め手は仕事に誇りを持てるかどうか

「人生これでいいのか」と悩む男

人生、生きていくためにお金が必要。

そのために仕事をすることが必要で、多少の不満を持ちつつ、みなそれぞれの仕事を頑張っています。

この意味で、働くことはそれ自体は尊いことであり、仕事は選びすぎないことが肝心。多少の不満があっても、しがみつくことは必要なことです。

とはいえ、人生をムダにしないために、「それはやめとけ」という仕事があります。決して長く携わってはいけない仕事があります。

それが「誇りの持てない仕事」です。

続ければ続けるほど人間がダメになる

世の中には現実問題、しがみつけばしがみつくほど、人間性を害して人生そのものを無意味にしてしまう仕事があります。

自分のしていることに一切の誇りを持てない。嫌なのに延々としなければならない。そんな仕事は、ダイレクトにあなたの人間性を破壊していきます。

だからこそ、もしあなたが今、自分の仕事に誇りを持てず、その仕事がどう努力しても好きになることができないなら、転職を考えるのは、今後の人生を考える上で、とても大切なことになります。

世の中、大半の人にとっては仕事=人生そのもの。

1日8時間~12時間、つまり1日の大半の時間を仕事に費やすことになるのが仕事です。これはよくよく考えればすごいことです。

ある意味人生は、仕事をするためにあるようなもので、もし、この仕事に誇りを持てなかったとしたら、一体人生は何のためにあるのか、分からなくなってしまいます。

仕事がつまらず、誇りを持てないと、ギャンブルで一発当てようとしたり、誰かのお金をアテにしたり、発想が悪い方へ流れていきます。

しかし、毎日大変だったとしても、仕事に誇りが持てるなら、日々充実感や達成感を味わうことができます。精神的な喜びがお金だけではない働くことの報酬となり、人生に張り合いができます。

必然的に、人生の幸福度も総合的にアップします。

この意味で、仕事を選ぶということは、ただお金を稼ぐ、生きていくためだけではなく、自分の人生を意味あるものにするために、必要不可欠な要素になるといっても過言ではありません。

仕事に納得できる=人生に納得できる

私もかつて、今の仕事を選ぶ前は毎日が憂鬱で、「なぜ自分はこんな場所にいるのか・・・」と一人悶々として働いていました。

そして30歳になったとき、「ここは自分のいる場所ではない。こんな働き方をしている自分は自分じゃない。これは自分の人生じゃない!」と決意し退職。

新しい仕事に転職して、今伸び伸びと毎日過ごしています。

単純に、仕事が楽しくなくても、仕事をすることに意味が感じられ、自分がそれをする理由を実感できるとき、働くのは苦痛ではなくなります。

もちろん不満や悩みはあります。それでも、「それでいい、この道で頑張っていこう」と納得して、前へ進んでいくことができます。

仕事を変えることによって一時的に収入が下がったとしても、それは長い目で見ると、大した問題ではありません。

結局、自分に誇りが持てない仕事を頑張っても、その道で一流になることはできません。

しかし、自分が心から納得して誇りが持てる道は、遅かれ早かれ、かなり熟達することができます。そして結果的に生涯年収は前よりも伸びていきます。

とはいえ、大切なのはこのような金銭的な理由ではなく、仕事で人生をムダにしないこと。

せっかくの人生、嫌な仕事、誇りが持てない仕事にしがみついて悶々とするより、自分が納得して働くことを決めた仕事ができる方がずっと幸せではないでしょうか。

新しい可能性は常にある!

人生は思った以上に可塑性があります。「これしかない」と思っていたとしても、実はいろんな可能性が隠されています。

誇りが持てない嫌な仕事にしがみつき、年々人生の絶望感と無意味感を深め、人間的にダメになっていく。

世の中生きていくことは大変で、ときに不本意な仕事をせざるを得ない場合もあるかもしれません。

しかし人生では、してはいけない仕事、続けるべきでない仕事があります。

「自分の仕事に誇りが持てない。自分はココでますますダメになっていく・・・」

それに気がついたときは、まだ引き返すことができます。

人生は一度きり。そして人生は自分が思った以上の可能性があります。自分自身を信じる必要はありませんが、新しい可能性には常にあります。

悩んだときは、ぜひそのことを思い出し、自分の将来にとって、最善の決断を下したいものです。

最後にこの言葉まとめとします。

もしあなたが自社に誇りを持てず、仕事が好きでもないなら、さっさと辞めることだ。

誇りを持てない場所で、嫌いな仕事を嫌々やっていると、人間のクズになる。

千田琢哉『大切なことは、「好き嫌い」で決めろ!』より

「もう、仕事に行きたくない」と悩んだときは