「年収をアップさせたい!」
そこで注目したいのがビジネススキルの王道、英語。
「TOEICを取得すれば転職に有利だ。年収も上がる!」
とかいろいろ言われていますが、実際のところはどうなのか?英語を勉強すれば年収はアップするのでしょうか?
英語を勉強する必要がない人
まず始めに結論からいうと、TOEIC最低730以上、860~900くらいの英語力があれば、主に外資系企業への転職時において、年収アップが期待できます。
年収アップ以外でも、英語力を証明できれば、単純に就職先が増えます。この意味で、英語を勉強することは、年収アップにつながる可能性がある、ということは確かです。
ただ、よくよく考えれば、これはとても大変なことです。
TOEIC860点以上はちょっとやそこら頑張れば獲得できるスコアではありません。英検でいうと1級レベル。つまり、多大な勉強量及び、努力が必要になります。
それだけ英語を頑張るくらいだったら、自分のキャリアを活かせる別の資格を取得したりするなど、幅広い視野で考える必要があります。
英語はやって損はない
ただ、英語はやらないよりもやった方が絶対お得。
この意味で、もしあなたが「年収を上げたい!」と考えていて、かつ、ほかにめぼしい資格がないのであれば、英語を始めることは、決して無駄にはなりません。
この先どうなるかは誰も分からないもの。
そこで、今現在、まだ余裕があるうちに将来に役立つ可能性がある資格を取得しておく。英語は特に汎用性が高くなるので、やらないよりはやった方が安心です。
幸い、英語力は地道な努力の積み重ねで、誰でも一定の英語力を身につけることができます。特別な才能や適正は不要です。
なので、もし将来的な年収アップを目指していくならまずはTOEIC730点を目標に英語を始めてみてはいかがでしょうか。
最後に
今、どんな会社で働いていても、「誰もが将来絶対安心!」という時代は終わりました。
神戸製鋼のニュースと言い、この先どこでどうなるか、そこは皆目見当がつきません。だからこそ、今大丈夫なうちに、次の一手を打っておくことが大切です。
仕事をする上で年収はとても重要な要素。
どうせなら、稼げる仕事でお金を稼いで、経済的に安心したいものです。そのための一つの方法として、英語にめぼしをつけておくことは無駄ではありません。
もちろん、業種によっては全く英語を勉強する必要はありません。
何せよ大切なのは、あなたのキャリアにあわせて、必要なことを勉強して、自分の価値を高めていくこと。何があろうと生き残るための対策を打っておくことです。
そのために勉強は大切。特に勉強することがないなら、とりあえずは英語。TOEICを頑張っておくと、それがどこかで生きてくるかも。
この世知辛い世の中を、なんとしても生き抜いていきましょう。