脱サラして「もっと稼ぎたい、自由に生きたい」と思ったら絶対に知っておきたい脱サラの現実

会社、辞めたいなぁ・・・

サラリーマンを辞めて独立開業。一国一城の主となる脱サラ。

「今の仕事を続けていても先がない」

「一度切りの人生、会社に縛られて生きるのは嫌だ!」

サラリーマンを続けていると、いろんなこと、考えてしまいますよね。

仕事、給料、上司との人間関係。いろんな不満があっても我慢して毎日生きていく。そのなかでふと、「本当に自分の人生はこれでいいのだろうか?」と疑問を感じてしまう。

そんなとき、脱サラして独立して生きていくことは、とても魅力的な選択肢のように感じます。

では実際に脱サラして成功できるのか?本当に脱サラをして人生が変わるのか?

10人中9人は脱サラで失敗する

本屋さんへ行くと、独立開業の本がたくさんあります。

なかには、

「金持ちになりたいなら会社員は辞めろ!」

「脱社畜して人生を自由に生きよう!」

というような、独立心を刺激される本がたくさんあります。

確かに、世の中、脱サラして成功し、人生を謳歌している成功者の方がいるのは確かかもしれません。

が、人生そう都合良くはいかないもの。

脱サラして成功する見込みはあるのか、失敗したらどうなるか、様々な可能性を冷静に考える必要があります。

そこでまず知っておきたいのが脱サラの成功率。

脱サラして起業、それで成功する人がどれくらいいるのかというとその成功率はなんと6%。

脱サラして1年のうち60%の人が廃業し、5年のうちに85%の人が廃業。10年続く人はたった6%しかいません。

つまり、脱サラした多くの人が失敗してしまうという現実があるのです。脱サラを考えるときはまず、その現実を知っておく必要があります。

あらゆる可能性を想定する

脱サラしたら後は完全実力主義で、結果が全て。実際に失敗してしまえば、借金など、様々な重荷を背負うことになります。

「自分がやれば上手くいく」と安易に考えてアクセルを踏んでしまうと、もう後には引き返せません。

独立すれば全てが変わります。会社員時代とは仕事の仕方も、お金の考え方も、ガラリと変えていく必要があります。

そして、失敗すれば、全て自分の責任になります。場合によっては、「サラリーマンの方がマシだったよ・・・」と後悔してしまう現実が待っているかもしれません。

起業して方向を間違えて、悲惨な人生になってしまう。それだけは絶対に避けたいところ。だからこそ、安易な起業を煽る情報は、冷めた目で見る方が安心です。

会社員には会社員のメリットとデメリットがあるように、独立すれば独立したメリットとデメリットがあります。

本当に独立したいのか。なぜ独立したいのか。転職ではダメなのか。独立するならお金はどれくらい欲しいのか。どんな働き方がしたいのか。

それらのことを熟考、「もし計画が上手くいかなかった場合はどうするか?」という最悪の事態を想定した上で、決断を下すことが大切です。

夢を悪夢にしないために

誰にも縛られず自由に生きる。お金も欲しいだけ稼げていい暮らし、いい人生が送れる。

独立起業で成功すれば、その生活は夢ではありません。ただ夢を実現するには失敗というリスクを背負う必要があります。

そして、そのリスクを背負った多くの人が失敗し、なかには人生が狂ってしまう人もいます。

夢を叶えること、理想の人生を目指すことはとても素晴らしいことだと思います。しかし人生には生活という現実があります。

その生活には安定という土台が必要であり、安定があるからこそ、リスクを背負うことができます。

何かを得るためにはリスクを背負うことは必要不可欠ですが、リスクは不用意に背負うものではありません。

脱サラは思いつきではなく、しっかり成功の目処があってこそ実行すべきことではないでしょうか。そのためには慎重な準備が必要不可欠。

ビジネスプランを考えたり、信頼できるビジネスの師匠を見つけたり、勉強会に参加したり。独立前にできることはたくさんあります。

脱サラという言葉には夢があります。しかし夢は一歩間違えれば悪夢に変わります。

失敗して後悔しないためにもまず、独立しても10人に9人は失敗する。そんな現実があるという事実を、真剣に考えることが大切です。