こんな症状に要注意、過度の刺激はカラダを痛める
人がストレスを感じると、心拍数が上がったり、呼吸や血圧が上昇します。これは、自律神経系の働きによるもので、体の「危険」に対する反応です。
人は、自分の生命活動に危険が及ぼされるとき、それに対して戦うか、逃げるか、すぐに反応するようになっています。これを、闘争・逃走反応と呼びます。
ストレスが闘争・逃走反応のスイッチになります。つまり、ストレスとは体に危険信号を送っているのです。これは、人が長い期間生きていくうえで、欠かせない「安全装置」のようなものです。
しかし、この安全装置がずっと作動したままだと、自律神経系の働きに以上をきたします。これが、心身の病気へとつながります。
ストレスが原因の病気はたくさんあります。「ストレスは胃にくる」とよく言われます。それは正解で、おなかに関する病気がたくさんあります。過敏性大腸症候群はその代表的な例です。
「釣りバカ日誌」という映画で、谷啓さん演じる佐々木課長が、よく太田胃酸を愛用するシーンがありますが、ストレスと胃は無関係ではないのです。
また、円形脱毛症などの身体症状もストレスによるものと考えられ、ストレスが体に及ぼす影響が研究されています。
ストレスは、体だけでなく、心にも影響します。うつ病も、過度の負担が原因になる場合があります。自律神経失調症、パニック障害、心身症などは、ストレスが原因で傷を負った心の病気です。
近年では、ストレスと病気の関係の研究が進み、これらが関連していることが分かっています。毎日の溜まったストレスで、病気になり得るのです。
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