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引きこもりの理由
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(1)引きこもりとは?
近年日本で、自分の部屋・自宅から出ないあるいは出られない、学校や会社に行かない、あるいは行けない引きこもる人が増えています。

NHK福祉ネットワークの調べによると、ひきこもりは160万人以上存在すると言われています。軽度の引きこもりを含めると300万人以上になると言われています。

厚生労働省は引きこもりを「さまざまな要因によって社会的な参加の場面がせばまり、就労や就学などの自宅以外での生活の場が長期にわたって失われている状態」と定義しています。

この引きこもり問題の背景に何があるのでしょうか?

(2)引きこもりの理由
引きこもりをする人の共通点は、他者や社会との関係をうまく築くことが出来ない点にあり、学校や職場などで適応が難しいと言われています。

また、学校でのいじめや職場での人間関係から引きこもってしまうケースもあり、一概に社会的不適応とは言えないようです。

また、親の過干渉などの不適切な家族関係による自己肯定感の欠如や、本人に起因する精神的態度など、引きこもる理由は様々です。

引きこもりは少年期から思春期にかけて、一人の大人として責任を持ちつつある時期に問題化しやすいと言われていますが、引きこもりは必ずしもこの少年期から思春期に起こるわけではありません。

また、この時期に引きこもってしまった人がそのまま引きこもり続け、中年になってしまったという場合もあるようです。他のケースでは、一度就職した人が引きこもる場合もあります。

(3)ニートと引きこもり
日本では学ばない、働かないニートの存在が社会問題化していますが、ニートと引きこもりに関連性はあるのでしょうか?

1990年代後半から2000年にかけて、バブル崩壊によるリストラで失業者が増加し、若者の就職が困難な就職氷河期にニートが増えたと言われています。

同時期、伝統的な日本のシステムである年功序列が崩壊し、成果主義が台頭しました。これにより労働環境がより大変になり、新入社員の離職率が増えました。この状況が2003年頃まで続きました。

このような社会的な要因がニートを生みだした背景にあります。ニートと引きこもりは似たようなものだと認識されがちですが、似て非なるものなのです。

(4)もし家族が引きこもってしまったら
引きこもりのきっかけは学校でのいじめや失恋、会社での失敗や上司との関係など、人間関係によるものです。他者への不信や心の不調和により家庭内暴力や自傷行為などの問題に結びつく場合があります

一度引きこもりの状態になると、長期的な困難が予想されます。 引きこもりの場合時間が解決してくれるケースは少なく、家族だけで問題解決することは困難と言われています。したがって精神保健センターなどの公的機関など第三者と提携し、問題解決を図ることが望ましいとされています。

世間の目を恐れずに、外部から必要な助けを得て、辛抱強く解決することが望まれます。

<家族ができること心の健康子供の不登校とどう向き合うか?>



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